FUNIX日本の人間 – アキコさんのインタビュー
今日のインタビューにご参加いただき、ありがとうございます。さっそく初めていただきたいと思います。
ミズキ:インターンシップに参加しようと思った理由やきっかけはなんですか?
アキコ:貧困学や教育経済学に興味があり大学に入りましたが、社会科学という幅広い枠組みで勉強する中で、マーケティングという分野に関心を持つようになりました。現在は日本のIT企業のデジタルマーケティング部でインターンをしており、そこで実践的に学ぶ中で、とても面白いと感じました。将来はこれを仕事にして、もっと極めていきたいと思ったのがきっかけです。私は現在国際社会科学部に所属しており、国際的な視点から社会科学を勉強してきました。マーケティングも国際的な観点から実践的に勉強していきたかったため、今回のプログラムに参加しました。
ミズキ:現在オンラインインターンシップで頑張っていることを教えてください!
アキコ: .ベトナムの大学に在籍する生徒とうまくコミュニケーションを取りながら,決められた目標を達成することに精を出しています具体的には,会社で運用するインスタグラムのフォロワーを増やし,サービスの認知度を上げていくことです.どうやったら見てもらえるか?どうやったらフォローしてもらえるか?ということを様々な視点から考え,それを他の仲間たちとディスカッションしながら,工夫しています.
ミズキ:オンラインならではの、大変さやチャレンジしていることがあれば教えてください!逆にオンラインだからこそ上手くいっている部分、やりやすいことがあればそちらもお願いします!
アキコ:大変なのは、リモートワークで実際に一緒に肩を並べて仕事ができない分、仕事の結果を重視されることです。一緒に働いていたら、頑張っていることが可視化されるため、多少結果が出なくても努力を理解する余地はあると思います。しかし働いている環境が見えない分、結果しか評価する部分がないので、今まで以上に意欲を見せ、結果を出すために工夫しています。
チャレンジしているのは、自分が任されている仕事に加えて、どのようなことをすれば円滑に仕事が進むかということを先回りして考え行動することです。私は先回りして動くことが得意なので、相手がどのようなことを求めているのか想像力を働かせて行動することを心がけています。
オ ン ラ イ ン だ か ら う ま く い っ て い る の は, 自 分 の 中 で よ く 考 え る 時間 が あ る こ と で す. 急 に 意見 を 求 め ら れ る と, 様 々 な ア イ デ ィ ア や 考 え が 脳 裏 に 浮 か び, 意見 を う ま く 言 え な い こ と が あ り ま す. し か し オ ン ラ イ ン でや り と り す る 中 で, 自 分 の 中 で ア イ デ ィ ア を ま と め, さ ら に そ れ を 裏 付 け る 根 拠 を リ サ ー チ す る 時間 が あ る た め, そ れ は 自 分 の と っ て う ま く い っ て い る 部分 だ と 思 い ま す.
ミズキ:ここで経験したことを将来どのように活かしていきたいと思っていますか?
アキコ:今回のインターンシップで学んでいることは3つあります。
1つ目は、自分が理解できないことや分からないことに対して、仲間や上司に質問することがいかに重要であるかということです。自分の理解が間違い、そこにかけていた時間が無駄になってしまったということがあったので、なるべく早い段階で認識が同じであるかを恥じずに確認する必要があると思いました。
2つ目は、提案をする際に根拠や裏付けがあることで、より建設的な議論が展開できるという点です。上司に案を提案するときに、無意識に「私はこう考えている」と主観的な意見を伝えてしまうことが多々ありました。しかしそれはただの自分の個人的な意見であり、それが多くの人の考えであるとは限らず、議論を混乱させてしまうだけでした。ですから提案をする際は、時間がある際はなるべく裏付けとなる根拠を提示した上で、自分の考えを述べる必要があると思いました。
3つ目に、自分の常識を捨てて議論をするということです。仲間や上司と話す中で、自分が当たり前だと感じている認識がズレていることが多々ありました。例えば、著作権に引っかかる画像は使わない、などです。会社のアカウントでは顧客の信用を損なわないために、著作権に引っかかかる画像は避けるという認識でいました。しかし働く中でその考えが一般的ではなかったということに気が付きました。そのような画像を使うことが良くないということを言及したいのではなく、自分の意識を根拠と共に他の人と共有することで防げたことだと考えています。
これらは私は実際に「働く」、しかも「グローバルな現場で働く」という貴重な経験を通じて学んだことです。今後私がどのような場所で、どのような業種で働くにせよ、多種多様なこの社会においてこれらは大切なことだと考えています。ですから、今回学んだことはこれからも常に意識していきたいと考えています。