FUNiXJAPANが日本のテクノロジーを学ぶ学生向けにイベントを開催
2021年5月25日、FUNiX Japanは、Google JapanのDeveloper AdvocateであるLe Viet Gia Khanh氏を講師として迎え、「Industry Lecture」を開催し日本の10大学から100名以上の学生が参加しました。
Khanh氏は、人工知能(AI)について、Googleが研究しているEdgeAIの使用事例や、フラットロック解除、会議での背景画像変更、掃除ロボット、音声認識、音声テキスト化など、実際の製品に応用されている事例を聴衆に紹介し、AIが人々の生活にどのように応用されているかをわかりやすく説明しました。
AIの事例を紹介するだけでなく、大学で物理学を専攻しながらも独学で勉強し、テクノロジーの業界でキャリアを築き、GoogleのエンジニアとなったKhanh氏自身のキャリアストーリーを紹介し、会場を沸かせました。「消えていく仕事がある一方で、新しい仕事もたくさんあると思います。世界の発展についていくために、また、キャリアのために学生が自ら新しい技術を学ぶことが必要です。」とイベントで語ってくれました。

カイン氏は、「電子工学を学びながら、AIに専攻を変えることは可能か」という学生の質問に、「一生懸命勉強すれば可能」と断言しました。また、オンラインのオープンラーニングを活用して、積極的にオンライン学習を行い、英語で新しい知識をアップデートしていくことをアドバイスしました。

FUNiX JapanのディレクターであるHoang Van Cuong氏は一連の業界レクチャーシリーズを開催するにあたって、「企業によって設立されたFUNiXは、若い学生のキャリア開発に業界とのつながりが重要であることを十分に理解しています。学生が業界レクチャーに参加することで、業界の専門家から有益な情報を得て、将来のキャリアに向けてさらに一歩踏み出すきっかけとなることを願っています。」と語りました。
業界レクチャーは、FUNiX Japanの今年の夏の主要なイベントシリーズであり、日本のテクノロジー学生やAI、機械学習、IoT、データサイエンス、ブロックチェーンなどの新技術に関心のある方を対象に企画されているイベントです。このプログラムは、その分野の専門家であるスピーカーが、自分の知識や刺激的なキャリアストーリーを学生と共有する講義として構成されています。業界レクチャーシリーズは、新しい技術が今日の現実世界でどのように適用されているかについての知識や情報を提供することに重点を置いています。同時に、このイベントシリーズは、日本の学生全般、特にFUNiXの学習者と一流の技術専門家を結びつけるものです。一連のイベントは、2021年5月から7月まで2週間ごとに開催される予定です。このプログラムは、Global Technology Initiatives(GTIコンソーシアム)とFPT Japanが協力しています。